第3回「すこやか食堂」11月29日(火)
東大阪市・花園商店街の「コミュニティカフェ・ひだまり」で フレイル予防教室+食事サービスの「すこやか食堂」の第3回が、11月29日(火)に行われました。
笑顔会は、食事(栄養)に関するコーディネートを担当させていただいています。
「すこやか食堂」がスタートしたきっかけは、第1回のレポートでお話ししています。
今回も まずは座ってできる体と脳の運動からスタート。だんだん難易度が高くなっていきますが、「難しいことをやろうとすることが、脳にとってもいい」そうです。
あいだに歌の時間をはさんで、口腔体操も行いました。食事の前に 口の周りや舌の筋肉を使うことで、噛む力や飲み込む力がアップし、よりおいしくごはんが食べられます。
ご飯が炊けるいい匂いがしてきて、そろそろお腹もすきはじめたタイミングで、今日のメニューをご紹介しました。
いい香りを漂わせていたのは松茸御飯。主菜は大阪の方ならみんな大好きな551蓬莱の甘酢肉団子です。五目煮や茎わかめと椎茸の佃煮は「よく噛んで」食べるためのメニュー。デザートは有田のみかんです(メニューは月替わりとなります)。
今回も 長寿祈願の縁起物として知られる 若鶏が初めて産んだ卵の「初卵」を仕入れ 茹で卵にしました。黄味の色や味がしっかりと濃く 栄養も豊富です。
コロナウイルス対策で黙食ルールを守りつつではありますが、「美味しそう!」と微笑みながら みなさんほぼ完食してくださいました。
食後は、笑顔会の管理栄養士・薬膳コーディネーターから フレイル予防になる食事をとるため 気をつけたい点などを、マルタマフーズの「げんきごはんカレンダー」を使いながらご説明させていただきました。
みなさんからも、「どれぐらいの量を食べたらいいのか」など、普段から気になっていることをご質問いただき、回答させていただきました。
最後のブロックは、昭和歌謡のイントロクイズで盛り上がります。みなさま口ずさみながら「歌は知ってるけど タイトルが思い出せない!」などと 楽しく取り組んでおられました。
フレイルを予防するには、「運動」「栄養・口の機能」「人とのつながり(社会参加)」が大事になります。「すこやか食堂」は、みなさんで一緒に運動や脳トレに取り組み、美味しいごはんを食べることで、楽しくフレイル予防を行っていただいています。
地域のみなさんが集まって 楽しく笑顔で運動したり歌ったりしておなかをすかせ ちょっと特別なごはんを食べることで、身体も気持ちも「すこやか」になれると思います。
次回は12月15日(木)の開催を予定しています。昭和の喫茶店のお子様ランチのようなメニューを企画中です! 1月以降も開催を予定しておりますので、ぜひお誘い合わせてご参加ください。
また、食事サービスに関わることで 笑顔会がお役に立てることがございましたら、ブログの「お問合せ」までご連絡ください。