きゅうりのお手伝い&クイズ
暑い時期にひんぱんに食卓にのぼるきゅうり。
水分をたっぷり含んでいるので 体を冷やしてくれる野菜です。
ポリポリと食べやすいので好きというお子さんが多い一方、青臭さが苦手というお子さんもおられますね。
青臭さが気になるときは、皮をピーラーで縞目にむいたり、切ってからさっと湯がいてあげると(熱湯をかけるだけでもOK) 軽減されますよ。
また、お手伝いをお願いして きゅうりに親しんでもらうのもおすすめです。
板ずりをすることで、アクが取り除けるほか、イボイボがとれて口当たりがよくなり、味もなじみやすくなります。
「きゅうりを美味しくしてあげよう!」と誘ってみてください。
きゅうりのお手伝い
きゅうりの板ずり
きゅうりは洗っておきます。
まな板にくうりをのせ、小さじ1/2ほどの塩をまぶします。
両手のひらをきゅうりにあてて、前後にゴロゴロを力を込めて転がします。
いぼいぼがとれたら、水でさっと洗います。
緑色も鮮やかになりますよ。
ところで、板ずりしてとってもらったトゲトゲのいぼは、なぜついているのでしょう?
クイズ! どうしてきゅうりにはトゲトゲのいぼがあるの?
《問題》
きゅうりにトゲトゲのいぼがついている理由はどれでしょう?
①動物たちに食べられないように身を守っている
②トゲトゲから新しい芽がでてくる
③トゲトゲから水分などの栄養を吸収する
答えは
↓
↓
↓
答え ①動物たちに食べられないように身を守っている
きゅうりは、タネが熟して硬くなるまで 食べられてしまわないようにトゲトゲで身を守っていると考えられています。
実は私たち人間が食べているきゅうりは、きゅうりの赤ちゃんなのです。
きゅうりの実が本当に熟すと、トゲトゲがとれ、大きく黄色くなり、苦みもなくなります。
熟してから動物たちに食べてもらい、タネを遠くに運んでもらうんですね。
<参考サイト>農林水産省「こどもそうだん」“きゅうりのとげとげはなぜあるのですか。”(https://www.maff.go.jp/j/heya/kodomo_sodan/0212/01.html
)
私たちが食べているきゅうりが赤ちゃんだったなんて、びっくりですね。
みずみずしくて暑い時期でも食べやすく、体にこもった熱を冷ましてくれるきゅうり。
お手伝いをしてもらって、いろんな料理で食べてください。