「すこやか食堂」 2月は 懐かしの味「はりはり鍋」です

笑顔会が食事(栄養)に関するコーディネートを担当している フレイル予防教室と食事の会「すこやか食堂」(東大阪市・花園商店街の「コミュニティカフェ・ひだまり」で開催)。

2月2日(木)回は、昨今では食べる機会が少なくなった「はりはり鍋」をメインにした献立をご用意しました。

食事までの1時間は、節分の前日ということで アニメ『日本昔ばなし』の『節分の鬼』の回を鑑賞したり、おなじみの脳トレ体操や えんげ体操に取り組んだり、新しい「サザエさんダンス」にも挑戦しました。

そろそろ料理ができあがるころ、この日のメニューについてお話ししました。

くじら肉を使った「はりはり鍋」や さつまいもごはんの献立を紹介すると 「くじらなんて 何年も食べてないわ!」とのお声も聞こえました。

はりはり鍋のくじら肉は、笑顔会が学校給食のお仕事のご縁で手に入った赤身肉を使います。ごはんは さつまいもごはん。卵焼きと香の物を添えています。

デザートは、京都の老舗菓子店の「阿舎利餅」をご用意しました。

はりはり鍋は、ご家庭ごとの味があるので、「ちょっと味が濃いかな?」「そんなことないよ、これぐらいでちょうどええわ」と それぞれのご意見がありました。

とはいえ、みなさん口をそろえておっしゃったのが「懐かしいわ~」「美味しいわ~」とのご感想。思い出は 何よりの調味料だったようです。「こういう、ふだんは食べられへんお料理をいただけるのが嬉しいわ」と喜んでいただけました。

食後は 管理栄養士・薬膳インストラクターが今日のメニューの栄養のお話をさせていただきました。

今回 詳しくお話ししたのはくじら肉に豊富に含まれている「鉄」についてです。鉄が不足すると 体にどんな影響があるのかや、どんな食材に含まれているかなどをお話しに みなさん関心を寄せておられました。

最後のプログラムは、節分にちなんだレクリエーションです。新聞を使って、ボールにしてお手玉のように遊んだり、棒に作り直して 脳トレにチャレンジして楽しみました。

最後は豆のかわりに丸めて 「鬼は外!」と鬼退治。笑顔あふれる時間を過ごしました。

フレイルを予防するには、「運動」「栄養・口の機能」「人とのつながり(社会参加)」が大事になります。

「すこやか食堂」では、地域の皆さんに集まっていただき、一緒に運動や脳トレに取り組んで、美味しいごはんを食べることで、楽しくフレイル予防を行っていただいています。

次回は、同じメニューで2月16日(木)に開催いたします。

懐かしの「はりはり鍋」を食べたいと思われた方は、ぜひ「ひだまり」までご参加希望のお問合せをお願いいたします。

また、この「すこやか食堂」のような、食事に関わるサービスについて 笑顔会がお役に立てることがございましたら、ブログの「お問合せ」までご連絡ください。