「ミミズもカエルも皆ごめん‼」m(__)m

ごきげんよう!スマイリー平野です。

いつも笑顔会ブログをご覧いただきありがとうございます。

 三重県鈴鹿市のSさんの田植えの様子です。昨年の勤労感謝の日(11月23日)に受託先の老人ホームへ新米を提供していただきました。今年は、田植え~稲刈りまでお米が獲れるまでをブログでご覧いただこうと思います。

 Sさんは、いがっこ給食センター夢の調理師さんです。実家が三重県鈴鹿市で美味しいお米を作る農家です。美味しいお米ができるのは、鈴鹿山脈の地下水を利用しているからだそうです。最近は、農薬の影響でオタマジャクシがいない田んぼも多くなっていると聞きます。でも、保科さんの田んぼではオタマジャクシが元気に泳いでいます。

次の話題です。ブログによく書かせていただく二十四節気・七十二候について質問がありましたので、簡単に説明をさせていただきます。先ずは、「二十四節気」とは、太陽の動きをもとにした季節の目安です。地球が太陽の周りを一周するのを1年とし、1年を24分割したものです。「立春」「立夏」「立秋」「立冬」を区切りに四季を設定して、それぞれの季節を6つの節気に分けて正しく季節を掌握するために使われてきました。次に、「七十二候」です。ひとつの節気をさらに5日ごとに3つに分け「初候」「次候」「末候」として3文字から4文字の短い言葉、たとえば、「玄鳥至」(つばめ、きたる)というように表しています。細やかな感性でその季節に起こることを短い言葉で表現した日本独自の暦で、農業の目安としてきました。ところが、明治時代になって新しい歴(新暦)が取り入れられると、節句本来の意味と実際の時候とにズレが発生しています。南北に長い日本列島なのでどこかでピッタリと合う地域もあるかもしれませんが、あえて旧暦の日付も意識して昔の人が楽しんだ節句や季節を意識するのも一興ですね。

ということで、今日(5月11日)は、二十四節気の「立夏」、七十二候の次候「蚯蚓出」(みみず、いずる)です。前の初候が「蛙初鳴」(かわず、はじめてなく)でした。カエルとミミズが続いて登場したことで、「ミミズもカエルも皆ごめん」という昔の「おまじないの言葉」が頭に浮かびました。

子どもの頃に「ミミズもカエルも皆ごめん」という言葉がありました。男の子が便所以外で立ち小便(今ではマナー違反ですが‼)をするときにする前に言う言葉です。

いま考えると地中で冬眠するカエルやミミズに一言あやまってからするというのどかな昔の思い出ですね。そして、直接ミミズにかけると腫れるとも言われていました。

還暦を過ぎたネイティブ大阪人には、アホの坂田(坂田利夫)の「ミミズもカエルも皆ごめん。じょんじょろり~じょんじょろり~じょんじょろり~のぱっぱ」というギャグも思い出したりしました。残念ながら時代が変わってしまったので、孫には教えられない昔なつかしの大阪の文化ですかね?

 自然農法や有機農業では、ミミズが土壌と有機物を食べながら土地をかき混ぜてくれることから「大地の鍬」とも呼ばれるそうです。自然の素晴らしさは、必要な時季に役割をもった様々や生き物が現れて循環することですね。二十四節気や七十二候と合わせて田んぼや畑のようすに自然への感謝を込めてご紹介させていただきます。今後とも笑顔会ブログをご覧いただけましたら幸甚です。

それでは、ごきげんようさようなら。