サクラ 咲く 🌸
ごきげんよう!スマイリー平野😊です。
いつも、笑顔会ブログをご覧いただきありがとうございます。
昨日、3月21日は、24節気の「春分」です。昭和23年に「自然をたたえ、生物を慈しむ日」として国民の休日になりました。午前中は小雨ふっていましたが、奈良へ大人の遠足に出かけました。菜の花が鮮やかに野を黄色に染めて春の訪れを知らせてくれていましたが、日本の春を象徴する花と言えば何といってもサクラです。
「さまざまのこと思い出す桜かな」 松尾芭蕉の句です。
華やかに咲き誇るサクラに、別れと出逢いの思い出が重なり、センチメンタルな気分にさせられます。「サクラ」という名前の曲もたくさんあり、聞くたびに思い出が蘇ります。
また、この時季に旬を迎えサクラの名前を冠する食材がたくさんあります。
「桜エビ」…… 駿河湾の富士川の河口、由比、蒲原あたりで多く取れ、透明で薄紅色をし
ていて、天ぷらにすると香ばしくて美味しい小エビです。
「桜漬け」…… 八重桜の花の塩漬けで、桜湯を作りおめでたい時のお茶の代わりに出され
ます。
「桜鯛」 …… 産卵のために内湾の浅瀬で獲れる鯛。特に瀬戸内産は有名です。
「桜餅」 …… 関東と関西で別物です。関西では、道明寺粉を使って表面は粒味があり
弾力と粘りある玉状の餅を桜の葉で包んだ和菓子です。春の香りを楽しめ
るので、僕は葉っぱごといただきます。
「桜粥」 …… 色から連想して、小豆がゆを桜がゆとも呼ばれています。但し、食する
時季は1月15日の小正月です。
「桜肉」 …… 馬肉のことですが、呼ばれる所以は諸説あり「脂がのっている春の時季が
美味しいとの説、鍋で煮込むと桜色になるとの説、千葉県の佐倉に徳川
幕府の牧場があったことによる説など。
「桜でんぶ」… ちらし寿司や手巻き寿司の具に使い、ピンク色が鮮やかでおいしくさせて
くれます。魚のすり身を原料にして作ることが多いです。
サクラは美味しい思い出もたくさん作ってくれています。
月20日で今学年の給食が終わりました。楽しみに食べてくれていた児童・生徒からも多くの寄せ書きが、給食センターや調理室に届いていました。本当にありがとうございます。
来年度も学校給食調理員一同で、安全で安心、美味しい給食をお届けできるよう頑張ります。
4月からは、新たに五條市立学校給食センターの「今日の給食」をアップいたします。
奈良県五条市は全国一の美味しい柿の産地で知られています。給食にも地産地消の食材も多く、ジビエ食材も登場してきます。どうぞ、お楽しみに。
それでは、ごきげんよう。