「顔訓一三ヶ条」

ごきげんよう!スマイリー平野😊です。

いつも笑顔会ブログをご覧いただきありがとうございます。

今年も早いもので霜月(11月)になりました。里山には真っ白な霜が降り始め、8日は二十四節気の「立冬」(りっとう)にあたります。即位の礼が行われた10月22日に、平年より22日も早く富士山山頂に雪が降りました。近頃の季節の移ろいがアナログからデジタルになったような風ですごく急な感じがしています。健康管理には十分注意が必要ですね。

 さて、今週も食の話題から少し離れますが、「顔訓一三ヶ条」を紹介させていただきます。

奈良にある薬師寺の加藤朝胤執事長が上梓された「今あるものに気づきなさい」リベラル社からの引用です。

第二章 変化の中で調和する。

自然におもてに出るものを整える

「高校時代の同級生に、偶然、スーパーで出会ったのよ。彼女、相変わらずさわやかで素敵な人だった。」想像しなかった出会いの一瞬、お互いが温かい気持ちになるような表情で挨拶ができると、その日一日が、幸せな気分でスタートできますね。「彼女が現れると、まるで爽やかな風がふき抜けるみたい。素敵な笑顔よね。」人にもそう言われ、自分も幸せな気持ちになれる表情とは、どうやったら自然にできるようになるのでしょうか。

 よい表情やよい身体をつくり出すためには、まず基本に、よいこころの状態がある事が不可欠です。日本語には「こころがけ」という素敵な言葉があります。これから紹介する「顔訓一三ヶ条」は、東京大学の原島博教授による顔や表情のこころがけです。書かれている事は当たり前すぎる事かもしれませんが、あまり先入観を持たず、爽やかな気持ちでまずは読んでみてほしいです。

顔訓一三ヶ条

1、自分の顔を好きになろう

2、顔は見られることによって美しくなる。

3、顔は褒められることによって美しくなる

4、人とちがう顔の特徴は自分の個性である

5、コンプレックスは自分が気にしなければ、他人も気付かない

6、眉間にシワを寄せると、胃にも同じシワができる。

7、目と目の間を広げよう。そうすれば人生の視界も広がる

8、口と歯をきれいにして、心置きなく笑おう

9、左右対称の表情づくりを心がけよう

10、美しいシワと美しいハゲを人生の誇りとしよう

11、人生の三分の一は眠り。寝る前によい顔をしよう

12、楽しい顔をしていると、心も楽しくなる。人生も楽しくなる

13、いい顔、悪い顔は人から人へ伝わる

腹立たしい事やムカムカを朝から寝る直前の瞬間までずっと引きずって眠りにつく人がいますが、これは身心に大きな負担をかけます。身体とこころをゆっくり休める就寝時に怒りや悲しみの感情を抱えて眠りに落ちるのはとても悲しい事であり、健康に良くありません。心地よい眠りのために、できる事は何でしょうか。それは一日の間に出会ったささやかでもいい、嬉しかった事、良かった事に意識を集中する事です。そこでムカムカと立ち上がってネガティブな「怒り」「いらいら」「悲しみ」などに引きずられないように、気を静めていってください。 

 まるで呪文のように、明るい言葉を口に出して繰り返しつぶやく事が効果的です。

「ありがとう」と「ごめんなさい」を口に出してみましょう。明日が喜びと発見に満ちたよい一日になりますように。よい表情が顔に現れていますように、そう願いながら、ゆっくりと休みましょう。

引用終わり

学校給食部門ができて4年になります。そして、笑顔会の活動を始めて1年が過ぎました。「顔訓一三ヵ条」も参考に、給食を食べる子供たち、給食を調理する仲間、地域の皆さんが笑顔になることを目標に活動を続けてまいります。

冬はそこまで来ています。お体ご自愛ください。

それでは、ごきげんようさようなら