旬の野菜「とうもろこし」レシピ
とうもろこしの栄養
とうもろこしは夏野菜のイメージがありますが、炭水化物を多く含む 穀物の仲間です。
炭水化物は体を動かすエネルギー源となる糖質と、お腹の調子を整える食物繊維を合わせたものです。米と比べると 食物繊維の割合が高いので 他の穀物に比べるとヘルシーです。
さらに糖質やたんぱく質・脂質の代謝に関わるビタミンB群をはじめとするビタミン類や 体内の塩分を調整してくれるカリウムなどのミネラルも豊富です。
とうもろこしの選び方
できれば、皮つきのものの方が 乾燥を防ぐことができるのでおすすめです。
実が見えていなくても、ひげや皮を見ると新鮮さや実のつまり具合は確認できます。
とうもろこしは ひげの数と粒の数が一緒なので、ひげが多くてふさふさしているものを選びます。ひげの根元のあたりを触って ふっくらとした粒を感じられれば間違いありません。
ひげの先は茶色いほうが熟していますが 皮が淡い緑色か鮮やかな緑色のものが新鮮です。
とうもろこしの保存方法
とうもろこしは鮮度が落ちやすく、日ごとに甘味が少なくなっていくので 買ったその日に調理することをおすすめします。
保存する場合は 皮付きのまま蒸したり茹でたりしてからラップに包み 冷蔵保存します(保存の目安は3~4日)。
冷凍する場合は、皮付きのままラップに包み さらに冷凍保存袋に入れて冷凍します。ゆでて実を外してから冷凍保存袋に入れて冷凍すると 少量ずつ使えて便利です。
じゃがコーンの揚げ餃子
栄養士からひとこと
洋風な変わりダネ餃子です。パリパリの皮とコーンの粒感、とろとろのチーズと いろいろな食感が楽しめます。
<材料 2人分>
じゃがいも 1個
とうもろこし 半分
薄切りベーコン 2枚
塩・コショウ 少々
顆粒コンソメ 小さじ1/2
バター 5g
とろけるチーズ 20g
餃子の皮 6枚
揚げ油 適量
レタス、トマト
<作り方>
① じゃがいもは皮を剥いて2cm角に切り、レンジで柔らかくなるまで加熱して潰す。とうもろこしは茹でて実を削いでほぐしておく。
② フライパンでバターを熱し、ベーコンを炒め、焼き色がついてきたら、①のとうもろこしを加え、コンソメを入れ、塩コショウをし、火を止める。
③ ①のじゃがいもに②を加えまぜ、触れられるくらいの温度になるまで冷ます。
④ 冷めたら餃子の皮に③の具を乗せ、チーズと一緒に包む。
⑤ 180℃の油できつね色になるまで揚げ、レタスとトマトと一緒に皿に盛る。
長芋ととうもろこしの鉄板焼き
栄養士からひとこと
とろとろの長芋と とうもろこしのぷちぷち食感が楽しめます。めんつゆで味がついているのでそのままでも美味しいですが、お好みでポン酢やマヨネーズをかけてどうぞ!
<材料 >小さめフライパン1枚分
長芋 200g
卵 1個
とうもろこし 半分
めんつゆ 大さじ2
塩 ひとつまみ
サラダ油 大さじ1
きざみのり、青ネギ、かつお節
<作り方>
① 長芋はすりおろす。とうもろこしは茹でて実を削いでおく。
② すりおろした長芋に卵を加えよく混ぜる。塩とめんつゆ、とうもろこしも加えよく混ぜる。
③ フライパンにサラダ油を熱し、②を流し入れる。丸く形を整えながら焦げ目がつくまで焼けたら、ひっくり返して火を弱め、蓋をして2分焼く。
④ 皿に移し、きざみのりと青ネギ、鰹節を乗せる。
混ぜるだけコーンチーズブレッド
栄養士からひとこと
卵もチーズも入ってたんぱく質がしっかりとれるので、朝ごはんやおやつにもぴったりです。小さなお子様や高齢者の方が食べる際はコーンが詰まりやすいので、コーンスープの素だけで作るか、ペースト状のものをこして使ってください。
牛乳を豆乳に変えたりしても美味しいです!
<材料>
ホットケーキミックス 1袋
卵 1個
牛乳 100ml
とうもろこし 30g
コーンスープの素 1袋
マヨネーズ 大さじ1
プロセスチーズ 2個
<作り方>
- 生のとうもろこしを使う際は茹でて、実を削ぎ落とし、ほぐしておく。型にクッキングシートをひいておく。
- 卵をボウルに割り、ときほぐし、牛乳、コーンスープの素を加えてまぜる。
- コーンとホットケーキミックスを加え、ゴムベラでさっくり混ぜる。チーズとマヨネーズを加えてなめらかになるまでさらに混ぜる。
- ①の型に流し入れ、トントンと空気をぬく。
- 160℃のオーブンで25分ほど焼く。