フレイルを知ろう!
「健康で長生きしたい」「いつまでも心身ともに健康に過ごしたい」とだれもが願っています。
元気に活動し、楽しく毎日を過ごすためには、「フレイル」の予防がカギになります。
フレイル予防には、老いも若きもありません。
フレイルを知り、若いうちから意識し、高齢になっても豊かな生活を送るために元気なうちから取り組みましょう。
フレイルを知ろう!
「フレイル」という言葉を聞いたことがありますか?
加齢とともに心身の活力が低下した状態を「フレイル」と呼びます。
フレイルは、「虚弱」を意味する言葉「Frailty(フレイルティ)」が語源となっています
フレイルは、健康な状態から加齢によって心身の活力が低下し、介護が必要となる前の健康と要介護の中間の段階を指します。
長時間放っておくと要介護状態になる危険性が高くなると言われています。
出典:厚生労働省 食事摂取基準を活用した高齢者のフレイル予防事業
・パンフレット「食べて元気にフレイル予防」を著者一部加筆
・普及啓発用紙芝居 動画
フレイルは、大きく3つの種類にわかれます。
① 身体的フレイル……運動器の障害で移動機能の低下(ロコモティブシンドローム)
筋肉の衰え(サルコペニア)などによるもの
② 精神・心理的フレイル……うつ状態や認知機能の低下によるもの
③ 社会的フレイル……人や社会とのつながりが減っていくこと
これら3つが影響しあって、フレイルは悪化していきます。何歳からでも遅くはありません。
日々の生活をちょっと見直し、フレイルを予防・改善しましょう。
出典:厚生労働省 “広報誌「厚生労働」2021年11月号特集
健康長寿に向けて必要な取り組みとは?100歳まで元気、そのカギを握るのはフレイル予防だ
(参照2022-10-09)