旬の野菜「じゃがいも」レシピ
じゃがいもの栄養
じゃがいもの主な栄養素は 体を動かすエネルギー源になるでんぷんですが、肌の調子を整えたり 活性酸素を除去してくれるビタミンCも豊富。じゃがいものビタミンCは、でんぷんに守られているので加熱しても壊れにくいという特徴があります。特に新じゃがいもは貯蔵されたじゃがいもより ビタミンCの量が多いですよ。
このほか、余分な塩分を体の外に出してくれるカリウムや、代謝を助けるやビタミンB群も含まれています。
じゃがいもの選び方
ずっしり重くて硬いものは水分がしっかり含まれています。柔らかくて皮がしなびているものは水分が抜けています。
皮は、なるべく薄いと感じるものが生育しすぎていません。
芽が出てしまっているものは、芽に栄養がとられてしまうので 避けた方がよいですが、芽が出る直前のものは、糖度が増して甘いじゃがいもです。
新じゃがいもの場合は、皮が薄いものがより新鮮なものです。
じゃがいもの保存方法
新聞紙などに包み、風通しの良い冷暗所で保存します。泥がついている場合は洗わない方が長く保存できます。
低温が苦手な野菜なので、冷蔵庫での保存はおすすめしませんが、梅雨から夏にかけての気温が高い時期は、光が当たらないよう新聞紙などに包んで乾燥しないようポリ袋に入れ、野菜室で保存してください。
じゃがいもの肉巻き
栄養士からひとこと
じゃがいもの食感を活かした肉巻きのレシピです。ケチャップソースとの相性抜群!お弁当のおかずにもおすすめの一品です。
<材料 2人分>
じゃがいも 2個
豚肉(薄切り) 6〜8枚(150〜200g)
塩 少々
こしょう 少々
サラダ油 小さじ1
【A】
ケチャップ 大さじ3
砂糖 小さじ2と1/2
ウスターソース 大さじ2
<作り方>
① じゃがいも(メークイン)は皮をむきひとつずつラップで包む。
耐熱皿にのせてレンジ600wで3分加熱する。
② 粗熱がとれたら幅1㎝程度に切り分ける。
③ スティック状のじゃがいも2本を薄切り豚肉で巻く。
④ 油をひいたフライパンに巻き終わりを下にして並べ、中火で焼く。全体に焼き色が付いたら弱火にして蓋をし、1〜2分待つ。
⑤ 【A】をフライパンに入れ、肉巻きに絡めながら焼く。
新じゃがの和風ジャーマンポテト
栄養士からひとこと
青のりとしょうゆを使った和風のジャーマンポテトです。新じゃがは、小ぶりのものを皮ごといただくこともできます。ぜひお試しください。
<材料 2人分>
じゃがいも 中 3個
玉ねぎ 1/2個
ウインナーソーセージ 5本
サラダ油 小さじ1
うすくち醤油 小さじ1
塩 少々
青のり 適量
<作り方>
① 玉ねぎは薄くスライスする。ウインナーは斜めに切る。じゃがいもはよく洗い、くし形切りにする。
② じゃがいもを耐熱容器に入れ、濡れたキッチンペーパーをかけ、ふんわりラップをして600wのレンジで4分加熱する。
③ フライパンにサラダ油をひき、ウインナーと玉ねぎを炒める。
④ じゃがいもを加え、軽く炒める。塩としょうゆ、青のりで味付けして出来上がり。
じゃがいもの給食スープ
栄養士からひとこと
じゃがいもと野菜をたっぷり使って煮込んだ、まるで給食のような食べるスープです。大きなお鍋でまとめて作ると、野菜の旨味がより凝縮されて美味しいです。
<材料 2人分>
鶏肉 40g
じゃがいも 85g
キャベツ 60g
にんじん 25g
パセリ 少々
白ワイン 小さじ1
オリーブ油 小さじ1
塩 こしょう 少々
ローレル 少々
うすくちしょうゆ 大さじ1
チキンブイヨン 大さじ1
水 300ml
<作り方>
① 鶏肉は小さめに切り、ワインで下味をつける。
② オリーブ油を熱し、鶏肉を炒める。さらに人参、キャベツの順に炒め、じゃがいも、水を加えて煮る。
③ 具が煮えてきたら、ローレル 、チキンブイヨン、うすくちしょうゆ を加えて、塩、こしょうで味を整える。
④ パセリを散らして完成。