「すこやか食堂」5月度は 郷土料理と名菓のランチです 

笑顔会は フレイル予防教室と食事の会「すこやか食堂」で、食事(栄養)に関するコーディネートを担当しています。

参加の方々には 食事の前に 手足と脳を使う体操や 口腔レクリエーションなどのプログラムを 行っていただきます。

5月の営業では、全国各地の郷土料理をセットにした献立を召し上がっていただきました。石川県の治部煮、徳島県のそば米汁、和歌山県の豆ごはんが並びました。

デザートは、奈良県・當麻寺の土産として知られる中将餅です。

治部煮は、鶏などの食材に粉をまぶし 旨味を閉じ込めて煮た椀もの。

そば米汁は、そばの実を蒸して皮を剥いた“そば米”がたっぷり入った汁ものです。お客様からのリクエストを受けてとりいれました。

そして主食は 紀州うすいと呼ばれる うすいえんどうの風味豊かなごはん。

甘味は、旬を迎えた葛城山自生のよもぎを練り込んだ餅に、優しい甘さのこし餡があしらわれた餅菓子です。

そば米を使ったメニューをリクエストしてくださったお客様からは、「そう、この味!」と太鼓判をいただき、他のみなさんにも「美味しいでしょう?」と嬉しそうにおすすめしておられました。そば米は、ほんのりと香ばしく プチプチとした食感の雑穀で、栄養も豊富です。

治部煮も「ちょうどよいお味」、豆ごはんも「きれいに炊けてるね」と、今回の献立も、みなさんに お気に召していただけました。

食後には、管理栄養士が、中将餅に使われているよもぎの栄養についてや、三食しっかり食べることの大切さなどをお話ししました。

フレイルを予防するには、「運動」「栄養・口の機能」「人とのつながり(社会参加)」が大事になります。

「すこやか食堂」では、地域の皆さんに集まっていただき、一緒に運動や脳トレに取り組んで、美味しいごはんを食べることで、楽しくフレイル予防を行っていただいています。

次回は 6月1日(木)に開催いたします。

ご参加希望の方は 会場の「ひだまり」までお問合せをお願いいたします。

また、この「すこやか食堂」のような、食事に関わるサービスについて 笑顔会がお役に立てることがございましたら、ブログの「お問合せ」までご連絡ください。