親子で「みそ玉」を作ってみよう!

体に良いイメージのある発酵食品の中でも 「みそ」 は、毎日の食事にとり入れやすいですね。

毎日の献立の中で、栄養が足りているか不安になるときもありますが、

みそ汁を添えるだけで いろんな栄養をとることができます。

でも、みそ汁が苦手で あまり飲んでくれない、というお子さんも少なくないようです。

そんなお子さんには、まずみそに慣れ親しんでもらうことや

みそそのものの美味しさを知ってもらうことが

苦手克服の1歩になるかも知れません。

そこでおすすめしたいのが、お子さんと一緒に楽しめる「みそ玉」づくりです!

みそ玉ってどんなもの?

みそ玉は、

みそ + だし+ 具材

をまるめた 自家製インスタントみそ汁のもとです。

お湯を注ぐだけでみそ汁が飲めるので、作っておくと 毎日のごはんづくりがとってもラクちんに。

お湯が用意できる環境なら お弁当のお供にもなります。

みそ玉を作ってみよう!

みそ玉の作り方

基本のみそ玉(8個分)

<材料>

・お好みのみそ(調味料などが入っていないものがおすすめ/数種合わせてもOK) 120g

・だし粉(パック入りのだしの中身。塩などの入っていないもの)10g 

 または

 かつおぶし 2袋(約5g)

・お好みの具材(※「おすすめの具材」で詳しくご紹介しています)

<作り方>

1 ボウルにみそとだし粉(または かつお節)を入れて よく混ぜる。

2 お好みの材料を加えて混ぜる。

 ※みそが染みて塩辛くなるので 練り込みすぎない。

3 8等分して 1ずつラップにのせて丸める。

4 麩やごま、とろろ昆布などのトッピングで飾り、ラップで包んで ぎゅっととしぼり ワイヤータイやテープなどでとめる。

<保存法>

できあがったみそ玉は、タッパーなどに入れて冷蔵庫で保存(約1週間もちます)してください。

長期保存する場合は 保存袋に入れて冷凍庫で保存(約1ヵ月もちます)してください。

お弁当用などに持ち運ぶ場合の保存時間は、約6時間です。

※白みそは塩分量が少ないので、ほかのみそと比べあまり保存がききません。冷凍保存をおすすめします。

シールやマスキングテープなどを使って、具材を書いておくと 選ぶときに便利です。

<食べ方>

食べるすこし前に冷蔵庫(冷凍庫)から出し、常温に戻してからお椀などに入れます。

まずは少量のお湯を注いで みそ玉をときます。

しっかり溶けてからお湯を加えてます。お湯の量は、お好みの濃さに合わせ 150~180mlで加減してください。

注ぐお湯は、沸騰してすこし置いたお湯にすると みその風味を損ねないのでおすすめです。

※写真は、えび・大根葉(乾燥)・切干大根入り 素えびトッピング のみそ玉です。

自分で具やトッピングを選んで作ったみそ玉を、自分で溶かしてみそ汁にする。
たったそれだけの簡単な作業ですが、「自分で作った!」という体験が、お子さんのみそ汁に対する苦手意識をとりのぞいてくれるかも知れません。

「みそ汁って美味しい」と気づいてもらえれば、さらに「みそって体にいいんだよ」ということも教えてあげてください。
「みそは医者いらず」や「みそ汁は朝の毒消し」などの言葉もあるほど、みそ汁を飲む習慣は 毎日の健康を助けてくれますよ。

一度作ってみて、気に入ったらぜひ、いろんな具材のみそ玉を作ったり アレンジを加えてボリュームアップして楽しんでみてください!

食べ方アレンジ

・豆腐や 下処理した野菜、チーズ、さば缶などを お湯を注ぐタイミングで加えるとボリュームが増します。

・ねぎやみょうが、大葉などの 香味野菜は、お湯を注ぐタイミングで加えると 風味が増します。

・生で食べられるもの以外の野菜を加える場合は、茹でる・炒めるなどしたものを使いましょう。

・コクが足りない場合は、揚げ玉やバター、ごま油などを加えてみてください。

・ちくわや鮭フレーク、なめたけ、漬物やキムチなど、冷蔵庫に常備してあるものを加えても!(塩気があるものはは 加えすぎないよう注意) 

・お湯のかわりに温めた豆乳や牛乳でとくと コクがあるスープになります。

おすすめの具材

<具材>

わかめ ひじき 切干大根 高野豆腐 乾燥野菜 など

※大きいものは 小さく切っておく。

<トッピング>

麩 ごま とろろ昆布 青のり あおさ 干しえび 塩昆布 ナッツ ぶぶあられ など

みその栄養

みその原料となる大豆は、「畑のお肉」と呼ばれています。これは、大豆が肉と同じくらいの量のたんぱく質を含んでいるからです。

大豆のたんぱく質には、「必須アミノ酸」と呼ばれる 人の体内で作り出すことができない 9種類のアミノ酸すべてを含んでいます。

さらに大豆には、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維など さまざまな栄養素を含まれています。

また、大豆がみそになるために 発酵することで 栄養素が分解され、体に吸収されやすい状態になります。

そんな 栄養たっぷりのみそ。ぜひ 毎日の食事にとり入れて 積極的に食べてください。

※ただし、みそを離乳食として使う場合は、中期(7~8カ月)であれば 0.5g(1食)から風味づけなどに使ってください。みそ汁として飲む場合は、後期(9~11カ月頃)からにしてください。3歳の食塩摂取量の目安が4g(1日)なので、この時期までは薄めに作ってあげてください。

みそは塩分が高い?

みそは塩分が高いから食べ過ぎてはいけない、とよく言われていますが 「みそ汁を飲んでも血圧には影響がない」という研究結果が報告されており、塩分を気にして みそ汁をのむことを控える必要はありません。

※参照「大好きなみそ汁 我慢しなくても大丈夫」

https://www.atpress.ne.jp/news/40356

塩分を気にしている方は、塩分を体外に排出する働きがあるカリウムを含んだ食品(ほうれん草、にんじん、枝豆、切り干し大根、納豆など)を、具にしたり 一緒に食べたりするといいですよ。

みその選び方

みそは 全国で千以上もの種類が食べられていて、材料や色、味などさまざまあります。

材料で分けると、「米みそ(大豆+米+塩)」、「麦みそ(大豆+麦+塩)」、「豆みそ(大豆+塩)」があります。これらを合わせた「合わせみそ」もあります。

色で分けると、主流の淡色みそ、色の濃い赤みそ、関西でよく食べられている白みそがあります。淡色のものも、発酵が進めば色が濃くなっていきます。

味は、まろやかな甘みそから、味がしっかりとした辛口みそまであり、塩分が同じ場合 大豆に対して麹(こうじ)の割合が高いほど甘くなります。

おすすめは、「天然醸造」「生みそ」などの表記があるもの。米(または麦)・大豆・塩など、シンプルな材料で作られたものです。

これらを参考に、ご家庭ごとに お好みの味を探してみてください。