「すこやか食堂」 1月のメニューは 天然ぶりの照り焼き!

笑顔会が食事(栄養)に関するコーディネートを担当している フレイル予防教室と食事の会「すこやか食堂」(東大阪市・花園商店街の「コミュニティカフェ・ひだまり」で開催)。1月19日(木)の年始めの回も、天然ぶりの照り焼きなど、美味しいごはんを食べていただきました。

今回で5回目になるので、リピーターの方も増えましたが、初めて参加される方もおられました。

食事までの1時間は、歌を歌ったり、脳トレ体操や えんげ体操に取り組んだり、お札の歴史も勉強して 楽しい時間を過ごします。

メニューのご紹介では、今日の主菜が、どんな海で釣れたどれぐらいの大きさのぶりなのかをおはなしすると、「えー、こんなに大きいの!」と驚いておられました。

御飯は古代米入り。日本のお米のルーツといわれる古代米の黒米を 白米に加えて炊いています。黒米は、ポリフェノールの仲間であるアントシアニンを含んでおり、ミネラルやビタミンB群、 食物繊維が含まれています。

ぶりは、先ほどご紹介したとおり、釣り名人の調理師が 和歌山県串本で釣った天然ぶりです。

そのほか、ごま豆腐や小松菜と揚げの煮びたし、柿の漬物をそろえました。

デザートのはれひめは、温州みかんとオレンジから生まれた品種で、みかんのように甘くて 爽やかなオレンジの香りがする食べやすい柑橘です。

また、体がほっこり温まる葛湯も柚子ジャムをといて お召し上がりいただきました。

「ご飯たっぷりね!」とおっしゃっておられる方もおられましたが、モチモチとしてほんのり甘い黒米入りご飯を お気に召していただけたようで、みなさん完食してくださいました。

食後は 管理栄養士・薬膳インストラクターが今日のメニューの栄養のお話をさせていただきました。

薬膳では、冬は黒い食材をとるといいと言われています。今日のメニューでは黒米やごま豆腐などです。これら黒い食材は、疲れや美容に良いということをお話しすると みなさん興味津々で、たくさんご質問もいただきました。

食への関心が高い参加者さまからは、「こうしていろいろな質問に答えてもらえてうれしい」と喜んでいただけました。

最後のプログラムは、おなじみの旗揚げゲームです。ほがらかにゲームを楽しんで 気持ちも体もすこやかになりました。

フレイルを予防するには、「運動」「栄養・口の機能」「人とのつながり(社会参加)」が大事になります。

「すこやか食堂」では、地域の皆さんに集まっていただき、一緒に運動や脳トレに取り組んで、美味しいごはんを食べることで、楽しくフレイル予防を行っていただいています。

2月は、2日(木)・16日(木)に開催いたします。昭和のころによく食べられていた 懐かしの食材を使ったメニューを企画しておりますので、ぜひお誘い合わせてご参加ください。

また、食事サービスに関わることで 笑顔会がお役に立てることがございましたら、ブログの「お問合せ」までご連絡ください。