旬の野菜「里芋」レシピ

里芋の栄養

さといもは、主にでんぷんでできていますが、いも類の中ではカロリーが低めです。
独特のねばりがあるのが特徴で、このねばりは、胃腸の働きを良くし 消化不良や便秘・下痢を解消するほか、免疫力を高めたり 血中コレステロールを下げる効果もあります。
また カリウムも豊富に含まれているので、高血圧やむくみの予防にも役立ちます。

里芋の選び方

土つきのものの方が乾燥を防ぐことができます。
洗ってあるものでも湿り気があるものを選びましょう。
形はふっくらと丸く、しっかりと固く 縞もようがはっきり見えているものがおすすめです。

里芋の保存方法

里いもは寒さと光に弱いので、常温で保存することをおすすめします。
土がついたものは落とさずそのまま 洗ってあるものも同様に新聞紙に包んで冷暗所で(乾燥や湿気に注意しながら)保存します。
土付きのものであれば1ヵ月ほど保存可能です。
野菜室に入れる場合も 光が届かないように新聞紙で包んで保存します。新聞紙は湿ってきたら交換してください。

鶏肉と里芋の麻婆味噌煮

栄養士からひとこと

里芋と州の野菜を使ったからだ温める一品です。

具だくさんで、お肉や大豆製品、野菜を一品で摂れる料理です。

<材料 2人分>

・鶏モモ     160g

・里芋      120g(中2個)

・ごぼう     60g

・大根       60g

・人参      30g

・板こんにゃく 100g

・厚揚げ  70g

・青ネギ  10g

・砂糖  大さじ1

・醤油  小さじ1

・味噌  小さじ1

・練りごま  大さじ1

・だし  1カップ

・ごま  少々

<作り方>

① 鶏もも肉、里芋、こんにゃく、厚揚げは一口大に切る。

② ごぼうは乱切り、大根、人参は厚めのいちょう切り、青ネギは小口切りにする。

③ 里芋は下茹でする。

④ だしに鶏肉、大根、人参、ごぼうを入れて煮る。

⑤ やわらかくなったら、里芋、こんにゃく、厚揚げ、砂糖を入れて煮る。

⑥ 醤油、味噌、練りごまは合わせて溶いておく。

⑦ やわらかくなったら、味付けをして煮含ませる 。

⑧ 器に盛りつけて、青ネギ、ごまを振りかける。

里芋とゆで卵のサラダ

栄養士からひとこと

里芋は和食に使うイメージですが、洋風のサラダにしました。

里芋とゆで卵、マヨネーズとの相性も良く、お手軽に作ることが出来る一品です。

<材料 2人分>

・里芋     200g(大2個)

・卵      1個

・ブロッコリー 60g

・人参     20g

・マヨネーズ  小さじ2

<作り方>

① 里芋は1.5㎝角、人参は1㎝角、ブロッコリーは一口大に切り、ゆでる

② 卵はゆでて、ゆで卵を作る

③ ゆで卵をフォーク等でつぶし、①とマヨネーズと合わせて和える

里芋白玉ぜんざい風

栄養士からひとこと

里芋を使った和菓子です。

お正月に残った小豆を使うのもお勧めです。

<材料 2人分(白玉10個分)>

・白玉粉   60g

・里芋    30g

・水     25~30g

・ゆで小豆缶 120g

<作り方>

① 里芋は適当な大きさに切り、やわらかくなるまでゆでる。

②里芋をザルに挙げて水気を切って潰し、粗熱をとる。

③ 白玉粉と水を合わせて手で混ぜ、耳たぶくらいの固さなるように手で混ぜる。

  ※耳たぶくらいの硬さになるように、水の分量を調節する

④ ②を加えて滑らかになるまで混ぜる。

⑤ ④を10等分にして丸めて白玉を作り、ゆでる。

  ※手に白玉が付くようであれば、米粉などを手にまぶすと成形しやすい

⑥ 白玉が浮いてきてから3~4分ほどたったら、鍋から白玉を引き上げて冷水にさらす。

⑦ 白玉をザルにあげて水気をきる。

⑧ 器に盛って、ゆで小豆缶をかける。

  ※必要であれば、茹で小豆缶をお湯でのばしてお好みの固さにしてください