お月見団子を作ろう
今年(2022年)のお月見の日は9月10日です。
お月見は「十五夜(じゅうごや)」といって、1年でいちばん月がきれいに見える日のことです。
(十五夜の次に月がきれいに見えるお月見の日「十三夜」は10月8日です)
この いちばんきれいな月を眺めてお祝いする「お月見」は、むかしむかしから続いている行事です。
長い歴史の中で、お米や野菜などの作物がたくさんとれたことを喜んで 月に感謝する日になりました。
お月見では、満月みたいにまんまるなお団子を 採れたお米で作ってお供えします。
今回は、とっても簡単なお月見団子の作り方をご紹介したいと思います。
ぜひおうちの皆さんと一緒に作って お月見を楽しんでくださいね。
お月見団子の作り方
<材料>(約15個分)
白玉粉 150g
絹ごし豆腐 150g
<作り方>
①ボウルに白玉粉と絹ごし豆腐を入れ、よくこねる。
(豆腐は水切りせずに使います)
②耳たぶくらいの柔らかさになったら、小さく丸める。
③沸騰したお湯でゆでて、浮いてきてから少し(約1分)まってからひきあげ、冷水につける。
クイズ! 白玉粉は何でできているの?
《問題》
お月見団子を作るときにつかったの「白玉粉」は、何でできているでしょう?
①じゃがいも
②小麦粉
③米
答えは
↓
↓
↓
答え ③米
白玉粉は、おもちになる米「もち米」でできています。
でも、同じもち米から作る「だんご粉」や「もち粉」は【粉】ですが、お月見団子を作るために使った白玉粉は、【小さなかたまり】になっています。
これは、水につけたもち米を すりつぶし、水にさらし、水分をしぼり、しっかり水を切って残ったものを砕いて作るからです。
説明するとちょっと難しいですね。とても手間をかけて細かい粉にして、最後に砕くので【小さなかたまり】になるんです。
だから とってもなめらかで 冷やしてもかたくならない団子がつくれるんですよ!
ご紹介したお月見団子も、次の日でもやわらかいままですよ。ぜひお試しくださいね。