稲荷山(伏見稲荷大社)に登りました
ごきげんようスマイリー平野です。
いつも笑顔会ブログをご覧いただきありがとうございます。
季節は二十四節気で「清明」(せいめい)の頃で、空気が澄み若葉の緑と色とりどりの花が野山に咲いて、ツバメがやって来ました。畑では蝶が舞っています。
ウォーキングを楽しむにはベストシーズンです。2週間ぶりのウォーキングなりますが、京都の伏見稲荷大社へ行って来ました。伏見稲荷大社は千本鳥居で有名ですが、鳥居をくぐり山頂まで登りました。
伏見稲荷大社は全国に30,000社あるといわれる神社「お稲荷さん」の総本宮です。
ご祭神の稲荷大明神が、和銅4年(711)にお山に御鎮座されて以来、五穀豊穣・商売繁盛・家内安全・諸願成就の神さまとして全国津々浦々で信仰されています。
まずは、本殿に参拝をして千本鳥居まで境内を進みます。
江戸時代から参拝者によって「祈りと感謝」の気持ちを込めて奉納された鳥居は「稲荷塗り」と言われ、神秘的な朱色で一万基を超えて今も増え続けているそうです。朱色の参道を神秘的な気持ちになりながら5分ほど歩くと「奥社奉拝所」に着きます。
「おもかる石」と言う一対の石灯篭があります。石灯篭の頭の石を持ち上げたときに重く感じるか軽く感じるかで願いが成就するか否かを占えるそうです。多くの人が列をなして落ち上げていました。女性グループの方で持ち上げることが出来ない人もあり、不思議な石です。因みに持ってみましたが、それほど重く感じなかったので願いが成就できそうです。
さらに、鳥居をくぐりながら進んで登って行くとすぐに「値上りの松」(膝松さん)と言うパワースポットがあります。ご利益は2つあり一つは名前にあやかり「株や証券の値(根)が上がる」こと。もう一つ2本の根がトンネルのように曲がりくねっていて、そこをくぐると膝や腰の痛みが治ると伝えられています。くぐれない人は根にふれて痛いところをさすると治るそうです。
「根上がりの松」の付近から鳥居の続く参道から少し外れますが「伏見神宝神社」へ参拝しました。神社の鳥居の前にはシャガの花がたくさん咲いていました。境内は霊験あらたかで付近には竹林があり「かぐや姫」伝説があるパワースポットだそうです。
千本鳥居の参拝道へ戻り、緩やかな石段を登って行きます。大河ドラマで菅田将暉さんが演じる源義経の幟が上がっていました。所々に茶店もあり稲荷山らしく、きつねうどん・いなり寿司が名物メニューになっていました。飲み物の値段は富士山ほどではありませんが、上に登るほど少しづつ高くなっているように感じました。
途中で見晴らしの良い場所があり、爽やかな風が心地よかったです。山頂(標高233m)には「一の峰末広大神」のお社が建っています。境内から1時間15分で山頂へ着きました。
本殿へ戻りましたが少し歩き足らずJR稲荷駅から電車に乗ってJR桃山駅へ向かいました。目的は「御香宮神社」の御香水(香水ですが匂いはありません)をいただきに行くのと伏見の酒饅頭をお土産に買うためです。JR桃山駅から大手通を5分ほど下ると御香宮神社があります。神社の門は伏見城の大手門を移築したもの風格があって立派な建物です。
本殿に参拝して、すぐ左に「御香水」と書かれた看板があり竹の筒から銘水が出ています。
社務所で500mlのペットボトルを買ってお水をいただきました。美味しいお水でした。
さらに、大手通をくだって近鉄桃山御陵前駅と京阪伏見桃山駅の間にある京町通を右に折れると「魚三楼」という京料理の老舗料亭があります。店の格子には幕末の「鳥羽・伏見の戦い」の弾痕が当時のまま残っています。
大手筋商店街を抜けて伏見の酒蔵が並ぶ場所に「富英堂」があります。ここの「酒まんじゅう」は伏見の美味しい酒の香りが程よく甘さも控えめな餡とマッチしてとても美味しいおまんじゅうです。今回は立ち寄っていませんが美味しい焼き鳥と銘酒「神聖」の生酒が飲める「とりせい本店」でのランチもお薦めです。
雲ひとつ無い晴天に恵まれて伏見・桃山を歩きました。稲荷山ではうぐいすの鳴き声を聴きながら歩いて、美味しいお水をいただいた御香宮神社にお詣りして心癒される一日でした。 一日の歩行距離は12.5㎞(スマホにて)でした。
次回も京都の何処かを歩いてみたいと思っています。
では、ごきげんよう、さようなら。