畝傍山へ登りました

ごきげんようスマイリー平野です。

いつも笑顔会ブログをご覧いただきありがとうございます。

学校給食では、新型コロナウイルス第6波の渦中での3学期も終わり、新学年を迎える準備が進んでいます。新型コロナウイルスのなかで3度目の春が訪れました。

今回は、‘橿原市観光ボランティアガイドの会‘が主催する「春のミステリーウォークin橿原」に参加して、桜が咲き始めた久米寺・橿原神宮・新沢千塚古墳群を歩き解散後に畝傍山に登って来ました。歩行距離はスマホの万歩計で13.5㎞でした。

集合場所は、近鉄「橿原神宮前」駅、当日の参加定員は80名ですが、少人数に一人のボランティアガイドさんが同行して9:30に出発しました。

 まずは、ゆっくり歩きながら20分ほどで「久米寺」に着きました。弘法大師が大日経を発見されたと伝わる古刹です。当時が偲ばれる大きな礎石が残されており、隣に建つ多宝塔は江戸時代に京都の仁和寺から移築されたものです。また、久米仙人も住んでいたと云われ久米仙人像があります。境内には桜とユキヤナギが咲いておりとても綺麗でした。

久米寺から踏切を渡ると「橿原神宮」に通じます。神宮内の自然豊かな深田池の遊歩道を歩き、神前へお供えするお米を作る「神饌田」のある西参道を通り橿原神宮を後にしました。

畝傍山の南西には第2代懿徳天皇陵、第3代安寧天皇陵があります。その傍にスイセンが咲いていました。ガイドさんの丁寧な説明を聴きながらゆっくり歩いていると「新沢千塚古墳群」が見えて来ました。

新沢千塚古墳群は、今から1600年ほど前の4世紀の終わり頃から6世紀の終わり頃まで200年間にわたり600基以上の古墳が造り続けられました。方墳・前方後円墳など様々な形の古墳から鏡や武具・装飾品が多く出土しています。公園としても整備されており「歴史に憩う橿原市博物館」には、国のまほろばを感じさせる展示品が多くありました。古墳群をスタンプラリーで廻ってお土産もたくさんいただきました。

12時過ぎに現地解散となりボランティアガイドさんや同行の方とも別れて登山口のある「畝傍山口神社」を目指して来た道を戻ります。畝傍山口神社まで40分ほどの距離です。境内には、桜が咲き始め朱色の鳥居と薄紅色の桜のコントラストが美しく感じました。

御祭神は、気長足姫命(神功皇后)・豊受比売命・表筒男命の神々で安産の神として信仰されています。境内横に登山口があります。

「畝傍山」は、「耳成山」「香久山」の大和三山の中で一番標高が高く199.2mありますが整備されて歩きやすい道を15分ほど登ると山頂に着きました。山頂は、葛城山や金剛山が見えて爽やかな風も感じて気持ちの良い場所でした。

帰りは橿原神宮に下りますが、道標にイトクノモリとある方向へ進みました。前日に雨が降って岩肌が出ているところが滑りやすく急坂が続いていました。今日は、必要ないと思っていたストックをついて下りました。

子供連れや慣れていない方は、安全に下るには山頂から畝傍山口神社方面へ下り、途中で橿原神宮方向へ進むことをお薦めします。何とか、無事に下って橿原神宮をお詣りして帰路に着きました。

今回は、観光ボランティアガイドさんの丁寧な説明があり学びが多くありました。ほとんどのガイドさんが65歳以上の方のようです。地域の歴史や文化を勉強されて楽しく説明をされる姿にあこがれを感じました。社会参加で地域貢献をすることもフレイル予防になります。いつか、自分もガイドが出来るよう歩き続けようと思いました。

それでは、ごきげんようさようなら。