信貴山に登りました

ごきげんようスマイリー平野です。

いつも笑顔会ブログをご覧いただきありがとうございます。

さて、学校給食の調理現場でも家族が濃厚接触者となり出勤が出来ない調理員さんが、増えて来ました。そんな中で、普段より早く出勤して野菜などの下処理をしたり遅くまで翌日の準備をしたりして美味しい給食を調理しています。こんな時だから残さず食べて食缶が空っぽで返って来るとうれしい気持ちになりますね。

 近畿にもまん延防止措置が発令されました。不要不急で府県を跨ぐ行動の自粛という事で、今回は自宅から近い信貴山に登りました。

 信貴山は、大阪と奈良の県境にあり、聖徳太子が物部氏との戦で必勝祈願をして勝利したことから信ずべき貴ぶべき山として『信貴山』と名付けられたそうです。二上山のように雄岳(北峰)437m・雌岳(南峰)400mがある双耳峰で、奈良県側から登ると傾斜が緩やかです。

信貴山朝護孫子寺へ行く橋(開運橋)で、バンジージャンプが出来ます。橋の上から下を見ると相当な高さです。料金は、1回1万円(2回目以降は少し割引があります)です。

100万円もらっても僕には出来そうにありません。

聖徳太子が信貴山で必勝祈願した際に、毘沙門天が出現し勝利をおさめることが出来ました。毘沙門天が現れたのが、寅の年・寅の日・寅の刻であったので寅が信仰されることになりました。境内の彼方此方に寅が飾られています。

本堂へ向かう途中に、空鉢護法堂・信貴山城址と書かれた道案内に沿って登って行きます。

休み休み登っても30分足らずで山頂に着きました。

信貴山城址と書かれた石柱の左側に見えるのが生駒山です。高校(40数年前)の耐寒登山で生駒山から縦走しました。あの頃の体力が戻るようこれからも頑張って歩こうと思いました。

山頂近くの空鉢護法堂からの景色は、南側の雌岳から二上山・葛城山・金剛山が連なって見える眺望です。

山頂を大阪側へ下ると松永屋敷跡があります。大河ドラマ「麒麟がくる」で吉田鋼太郎が熱演した松永弾正久秀が居した屋敷跡とされています。平たくされた跡や土塁や門跡などが残っています。この辺りは坂道が急なので、甲冑をつけて登るのは大変です。織田信長が欲しがった茶釜の残骸も埋まっているかもしれませんね。歴史ロマンを感じさせる雰囲気がいっぱいです。

本堂へお参りをして、戒壇巡りもさせていただきました。真っ暗な通路をくぐって戻ってくると気分が改まって感じになりました。

山門近くで寅まんじゅう、ヨモギ餅を買って食べました。特に、焼きたてのヨモギ餅は口の中で上品なヨモギの香りが拡がってお土産にお薦めです。

今回は、朝護孫子寺の境内と山頂付近を散策したぐらいで歩行距離は4キロ程度ですが山頂の景色が美しかったのと歴史ロマンを感じることが出来てよかったです。ぜひ、一度歩いてみてください。

それでは、ごきげんようさようなら。