新春を祝う花びら餅を召し上がっていただきました

笑顔会が食事を受託する有料老人ホーム すずらんで、「花びら餅」に抹茶ゼリーを添えた 新春を祝うデザートを召し上がっていただきました。

≪1月11日の昼食献立≫

木の葉丼
春雨の鶏そぼろ炒め
長芋の煮物
花びら餅
抹茶ゼリー

「花びら餅」は、 宮中のおせち料理の一つ「菱葩(ひしはなびら)」を原形とする和菓子といわれており、正式名は「菱葩餅(ひしはなびらもち)」といいます。 平安時代の頃より長寿を祝うため、固いものを食べる新年の習わし「歯固めの儀式」が 簡略化されて伝わる過程で生まれたお菓子です。

明治時代に裏千家家元が初釜の時に使うことを許可され、裏千家の初釜の主菓子(おもがし)としてふるまわれるようになり、近年は新年を祝うお菓子として広く食べられるようになりました。

そんな由来をご紹介するリーフレットも添えさせていただきましたが、詳しく由来をご存じの方もおられました。また、京都以外の出身の方は、まったく聞いたこともないとおっしゃっておられました。

味噌あんと甘いごぼうを挟んだ 他にはない組み合わせのお餅は、皆さんに喜んでいただき、ほとんどの方は 小さく切り分けるお手伝いもなく そのまま召し上がっていただけました。