新学期がスタートしました

ごきげんよう!スマイリー平野です。

いつも笑顔会ブログをご覧いただきありがとうございます。

さて、9月7日は二十四節気の15番目「白露」(はくろ)でした。昼夜の気温差が大きくなると朝夕には露が降りるようになります。昔の人は、この露を「白露」と名付けました。

早朝の空が白むころに見られた露は 太陽が昇ると秋の情緒らしく儚く消えてしまいます。

一方、ようやく残暑も終わり田畑では、稔の秋が到来です。夏の日差しをたっぷり受けて田んぼは黄金色に輝き、畑では色彩豊かな野菜の収穫の時を迎えます。

 笑顔会でお世話になっている三重県鈴鹿市の田んぼでは、先月の末に稲刈りが行われました。全部で4町ある田んぼには 頭を垂れたコシヒカリの稲穂がぎっしりと実っていました。田んぼの上空をたくさんのツバメが舞って、稲穂についていた虫を捕まえていました。

 民家の軒先に巣を作って子育ての終わったツバメは、秋が深まる9月中旬には南の国へ帰って行きます。七十二候では末候が「玄鳥去」(つばめ、さる)です。田んぼの虫をいっぱい食べて、南の国まで飛んでいくエネルギーチャージをしているようでした。

 コロナ禍で新学期がスタートしました。緊急事態宣言下に加えて 10代の児童や生徒が通う学校での感染拡大が懸念されるなか 各自治体の給食実施状況は様々です。午前中の授業で給食を実施されない対応や 教室で感染対策を行って給食を実施される学校があります。給食が実施されている学校でも感染者や濃厚接触者が出て、急に学級、学年、学校閉鎖が行われます。また、感染リスクを考えて自主的に登校しない児童、生徒もあり 毎日の残食が多くなっています。

 登校する児童・生徒におかわりをしてもらっていますが、牛乳などの残食量も多くなって 食材ロスは、コロナ災害の1つと考えられますね。お米や野菜が育つようすと それにたずさわる農家の方の苦労や思いを知れば「勿体ない」と痛感しています。

 1日も早い収束を願ってやみません。緊急事態宣言下、くれぐれも感染しないようお気をつけください。

それでは、ごきげんよう、さようなら

四季燦々の畑で収穫した野菜は、京都の有料老人ホームすずらんに届けました。