親子で うどんを手打ちしてみよう!
夏休みに子どもとお昼ごはんを食べていたときのことです。
うどんを食べていた子どもが質問してきました。
「うどんって、何でできてるの?」
そこで、すぐに答えずに聞いてみました。「何でできてると思う?」
すると、返ってきた答えは…
なかなか意外な答え。大人にとっては常識でも、子どもにとってはそうではないようです。
みなさんも、ぜひ一度お子さんに聞いてみてください。
うどんは 何で できてるでしょう?
さて、問題です。うどんは何でできてるでしょう?
①おこめ
②おもち
③こむぎこ
答えは
↓
↓
↓
答え
③こむぎこ
うどんは、小麦粉・塩 ・水 の3つの材料で作ることができます。
うどん作りによく使われる小麦粉は、「中力粉」ですが、薄力粉と強力粉をまぜたものでも代用できます。
※小麦粉には、粒が硬い小麦で作られる「強力粉」、粒が普通の小麦で作られる「中力粉」、粒がやわらかい小麦で作られる「薄力粉」があります。
手打ちうどんにチャレンジしてみよう!
うどんの材料は、小麦粉・塩・水だけです。
※今回は、中力粉のかわりに薄力粉と強力粉を1:1の割合であわせた小麦粉で作りました。
家にある材料で作れる! とわかったら、一緒に作ってみてはいかがでしょう?
使う道具は、泡だて器・めん棒・厚めの食品保存袋・包丁などです。
生地を伸ばすために、マットや広めの台などのがあれば 作業がしやすいです。
材料をはかったり、生地を混ぜたり足で踏んでこねる作業を、ぜひお子さんと一緒に楽しんでください!
<材料(3人分)>
強力粉 150g
薄力粉 150g
塩 9g
水(熱湯) 140cc
(打ち粉 適量)
<作り方>
①ボウルに薄力粉と強力粉を入れ、泡だて器でよく混ぜる。
②熱湯に塩を混ぜ、湯の半分ほどの量を粉に加えて、泡だて器で混ぜる。
※全体がポロポロとなるまで、ボウルの側面の粉も落としながら混ぜる。
③残りの熱湯を加え、手に体重をかけながら全体がまとまるまで混ぜる。
④まとめた生地のかたまりを、食品保存袋などに入れて5分ほど足で踏む。
⑤広がった生地を取り出し、何度か折りこんでまとめる。
⑥もういちど袋に入れて5分ほど足で踏む。
⑦生地を丸くまとめ、30分ほど休ませる(しばらく置くと、やわらかくなります)。
⑧マットや台などに打ち粉(小麦粉か片栗粉)をふり、めん棒でのばす。
※厚さが3㎜ぐらいになるまで。
⑨生地を2~3回折って切り分ける。5~6㎜ぐらいの幅で切ると食べやすい太さにできあがります(※生地はゆでるとふくれます)。
お子さんにお手伝いしてもらう場合は、あまり太さにこだわらず、切ることを楽しんでもらえばいいと思います。
➉お湯を沸かして10分ほど茹でる。茹で上がったら流水でしめる。
※温かいうどんの場合は、一度洗ってしめたものを熱湯にくぐらせてからつゆに加えてください。
手打ちうどんは、できあがるまでに少し時間はかかりますが、家にある材料や道具で簡単に作ることができます。
とくに足で踏む作業はお子さんも楽しんでチャレンジできるはず。
今回は2回踏みましたが、踏み込みの回数を増やすとよりコシのあるうどんができあがりますよ。
ぜひ休日のお昼ごはんなどに、作ってみてください!