日本の夏

ごきげんよう!スマイリー平野です。

いつも笑顔会ブログをご覧いただき ありがとうございます。

 さて、メダルラッシュで湧いている東京オリンピックも明日(8日)が閉会式ですね。

開催には賛否がありましたが、日本人選手の活躍に興奮し、表彰式で流れる「君が代」や 「日の丸」が掲揚される様子に 大いに感動しました。

新種目のスケートボードや空手なども ルールが分からなくても感動させられました。しばらく、「オリンピックロス」になってしまいそうです。コロナ禍が深刻さ増す中で、続くパラリンピックの成功を願っています。

 そして、8月7日は二十四節気の13番目「立秋」です。

暦のうえでは「秋」になり、ギラギラと太陽が降り注ぐ中で 朝夕の日差しは少しずつ和らぎ、蝉の声がツクツクボウシやヒグラシに変り 秋の気配が感じられるようになります。

 コロナ禍で「花火大会」が中止になり 祇園祭の「山鉾巡行」や天神祭の「船渡御」は実施されませんでした。ただし「夏の甲子園」は、一般客入場なしですが吹奏楽部や出場校の関係者の応援がある中で開催されます。例年、夏の甲子園は開会式が猛暑で決勝戦の頃には秋の気配を感じるようになる「夏の風物詩」です。オリンピックの後は「高校野球」を応援しながら秋を迎えたいと思います。

 日本の夏といえば「キンチョウの夏」という蚊取り線香のテレビCMが流れていたことを思い出します。食べ物の話ではありませんが「蚊」についてお話ししたいと思います。

 「キンチョウの夏」のキンチョウですが、漢字で「金鳥」と書きます。蚊取り線香の老舗メーカーで 社名を「大日本除虫菊株式会社」といいます。創業が1885年(明治18年)と130年以上つづく会社です。

1890年(明治23年)に棒状の蚊取り線香「金鳥香」が発売されました。長さが20㎝の棒状だと40分程度で燃え尽きてしまいます。長さを伸ばすと運ぶ際にも折れやすくなります。そこで 渦巻き状に改良され 1902年(明治35年)に評判となり 海外にも輸出されるようになりました。現在の商品はレギュラーサイズで75cmの長さで7時間も燃焼時間があるようです。

 蚊が活発に活動する気温については、諸説ありますが26℃から32℃であり35℃を超える猛暑の中では、涼しい場所に潜んでいます。朝や夕方の温度帯では活発に活動するので防虫ケアが必要になります。蚊は「体温」「呼吸で吐かれる炭酸ガス」「濃い色と薄い色のコントラスト」「汗や体臭」の4つに誘われます。また、刺されやすい人は、「女性より男性」「体温の高い人」「年齢が高くなるほど刺されやすい(ただし、60才を超えると刺されにくくなる)」「血液型でO型の人」と云う説もあります。立秋を過ぎて涼しくなってからが「蚊取り線香」が活躍する時期となります。コロナ禍ですが、行楽の秋を楽しむときには「蚊」に十分に気をつけて過ごしてください。

 残暑厳しく、この暑さもまだまだ続きそうですがコロナ禍で、くれぐれもご自愛ください。

では、ごきげんようさようなら。