野菜ができるまで(6月10日)<きゅうり とうもろこし>
暦では「芒種」。稲や麦などの穀物を種まき、夏野菜の栽培がさかんになる時季です。
きゅうりやとうもろこしも 初夏の陽ざしを浴びて みるみるうちに大きくなっています。
きゅうり
きゅうりの花がいくつも咲きはじめました。
根本からトゲトゲしたきゅうりの形ができているものもありました。
きゅうりは雌花と雄花がありますが、雌花だけで実がなります。
とうもろこし
とうもろこしのひげです。
このひげの1本1本がめしべで、花粉を受粉して つけ根の部分で粒になります。
こちらは伸びたとうもろこしの先で咲く雄花です。
この雄花から花粉が飛散して、上の写真のひげ(めしべ)が受粉します。
きゅうりは受粉しなくても大きくなりますが、とうもろこしは受粉しないと実がつきません。
実をつける野菜はいろいろありますが、実のつけ方もさまざまですね。