今日は「穀雨」です。

ごきげんよう!スマイリー平野です。

いつも笑顔会ブログをご覧いただきありがとうございます。

さて、4月20日は二十四節気の「穀雨」(こくう)です。次の節気は、「立夏」(りっか)で暦の上では夏になるので春の最後の節気です。この時季の雨が百穀を潤すことから名づけられました。梅雨のように降水量が特に多いということはありませんが作物にとっては恵みの雨となり成長に欠かせない『百穀春雨』(ひゃっこくはるさめ)という呼び名もあります。七十二候では初候の「葭始生」(あし、はじめてしょうず)となり水辺の葭(あし)も芽吹き始めます。

 葦(この漢字を使われることが多い)は、イネ科の多年草で夏には茎が2~3mまで成長して、秋には淡紫色の穂をつけてススキのように風になびく姿が美しいです。葦簀の原料となり窓や縁側にかけて、夏の厳しい日差しをやわらげてくれます。また、葦は何度倒れても、茎が柔軟なので折れることがなく、また真っ直ぐ上を向いて成長を続けます。コロナ禍のストレスで折れそうな時も葦を見習って、レジリエンスな生き方を身につけたいものですね。

 ブログで二十四節気や七十二候を投稿させて貰って、改めて四季を楽しむことが出来るようになりました。前節の「清明」ではツバメの姿を見つけたり、18日の夕刻に大阪ではきれいな虹かかりインターネットで話題になりました。「穀雨」の時季は、野や畑だけでなく心が潤うような気づきがたくさんあれば嬉しいですね。