スーパーで買える 乳成分・卵成分が入っていない ハム・ソーセージ・ベーコン
肉の加工食品を買うときは、原材料をチェック!
ハム・ソーセージ・ベーコンなどの加工食品には、乳たんぱくや卵たんぱく、大豆たんぱくなどが増量のためやつなぎとして使われていることがあります。
このため、乳、卵、大豆などのアレルギーの方がハムやソーセージを購入する際には、原材料をしっかり確認しなくてはなりません。
今回は、笑顔会スタッフが実際にスーパーマーケットで乳、卵、大豆などのアレルゲンを使用していないハム・ソーセージ・ベーコンを確認してみました。
アレルギーの方も安心して食べられる! 日本ハム「みんなの食卓」シリーズのハム・ベーコン
日本ハムは、オタフクソース、永谷園、ハウス食品とともに、食物アレルギーに関する情報発信や啓発活動、商品の普及活動などに取り組んでいる「プロジェクトA」の参加企業です。
そんな日本ハムの「みんなの食卓」シリーズは、特定原材料7品目(卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに)を使用せず、食物アレルギー対応の専用工場で製造。「食物アレルギーの人も、そのご家族も、みんなで同じメニューを楽しんでほしい」という思いで研究・開発されています。
だから味も通常の商品と変わらないよう工夫がされています。
調査した店舗では、ハムとベーコンのみ扱われていましたが、他にもウインナーやハンバーグ、ミートボールなど、さまざまな商品がラインナップされています。
「みんなの食卓」(https://www.nipponham.co.jp/shokutaku/)
JASマークつきソーセージは美味しくて安心!
そのほかにも、乳や卵、大豆などを使っていないハムやソーセージはいろいろあります。
ポイントは、でん粉などの「つなぎ」が入っていないもの。
「ソーセージ」であれば、原材料名と合わせて、JASマークに注目してみてください。
日本ハムの「シャウエッセン」や、伊藤ハムの「特級あらびきポークウインナー」には、JAS特級マーク(※)がついています。
※原料肉は豚肉・牛肉のみ使用で、でん粉などの結着材料が一切入っていないもの
伊藤ハムの「グランドアルトバイエルン」や丸大食品「燻製屋」には、特色JASマーク(※)がついています。
※原料肉は豚肉・牛肉のみ使用で、でん粉などの結着材料は使用しておらず、72時間以上 塩せきした特色のある製法で製造されたもの
いずれも、「つなぎ」を使っていない肉のジューシーな旨味が味わえて、美味しいソーセージばかりです。
■JASマークがついていなくても、乳・卵・大豆などを使っていない商品はあります。わかりやすい目安とお考え下さい。
■いずれも、特定原材料を使用した設備で生産されています。重篤なアレルギーの方はご注意ください。
「つなぎ」を使っていないハム・ベーコンは少ない!
「ハム」は、加熱加工していない生ハムや、ブロックハムを切り落としたものなどの高品質な商品ほうが、乳・卵・大豆などの成分が入っていない確率が高いです。
例えば、
日本ハム
「美食の定番® 切り落としホワイトももハム」
「美食の定番® 切り落としもも生ハム」
伊藤ハム
「さわやかパック うすぎりホワイトももハム」
「燻工房 ロースハム切り落とし」
「燻工房 ももハム切り落とし」
「醇 特撰ロースハム」
「醇 特撰ももハム」
「しっとりまろやか もも生ハム切り落とし」
プリマハム
「サラダにちょうどいいね。生ハムロース」
米久
「御殿場高原ももハム切り落とし」
などです。
また、特定原材料7品目を使っていない「ベーコン」はなかなか珍しいようです。
調査した店舗では、日本ハムの「シャウ ベーコロン」のみでした。
(店頭にはありませんでしたが、日本ハムの「リッチベーコン」・「美味豊潤 ハーフベーコン」も豚肉以外のアレルギー成分が入っていないベーコンです)
■いずれも、特定原材料を使用した設備で生産されています。重篤なアレルギーの方はご注意ください。