『サラダでげんき』の「りっちゃんのサラダ」を作って食べよう!
給食のサラダはちゃんと食べているけれど、おうちではあまり食べない、というお子さんに、ぜひ試してみてほしいサラダがあります。
それが、「りっちゃんのサラダ」。
多くの地域で採用されている小学校1年・こくごの教科書に『サラダでげんき』というお話が載っています。この物語の中で、主人公のりっちゃんが、病気のお母さんのために作るサラダです。
お子さんの音読の宿題で、耳にした覚えがある方もいらっしゃるのでは?
(絵本も出版されているので、お子さんが小学生以下のおうちは、ぜひ親子で読んでみてください 『サラダでげんき』角野栄子作・福音館書店)。
学校給食でも「りっちゃんのサラダ」はよく採用されていて、楽しみにしているお子さんも多い人気献立になっています。
主人公のりっちゃんは、きゅうりやキャベツ、トマトを冷蔵庫から出してサラダを作り始めます。
そこに、のらねこがかつおぶし、となりの犬がハム、すずめがとうもろこし、ありがおさとう、うまがにんじん、白くま(からの電報)がこんぶをすすめにやってきます。
最後にやってきたぞうは油と塩と酢のドレッシングを教えてくれます。
そんなお話をお子さんに思い出してもらいながら、一緒に準備しましょう。
キャベツ、きゅうり、トマト、にんじん、ハムを切り、コーン(缶づめ)は汁を切ります。
(給食では野菜を茹でますが、おうちでは生で作っても美味しいです)
ドレッシングは、サラダ油・酢・塩・さとうをよく混ぜて作ります。
分量は、お子さんに味見をしてもらって決めましょう。
塩昆布とかつおぶしが入るので、塩はひかえめでいいですよ。
このドレッシングを具材にからませ、最後に塩昆布とかつおぶしを和えます。
具材が多いので、たっぷりできあがりますが、
一生懸命切ったり、好みの味に調整したりして作ってくれたお子さんは、たくさん食べてくれると思います。 サラダが大好きになる魔法のサラダを、ぜひ一度お試しください。