今年も宜しくお願いします

明けましておめでとうございます。

スマイリー平野😊です。

今年も笑顔会ブログをご覧いただけますよう宜しくお願いいたします。

新年となり笑顔会の活動も3年目を迎えました。「食べる人、調理する人、その事に関わる人たちを笑顔へを目的にスタートしました」年頭にあたり初心を忘れずに活動を続けていきたいと考えています。

 そして、嬉しいお知らせがあります。1月8日からJ:COM東大阪のディリーニュースで笑顔会ブログが放送されています。月曜日から金曜日の17:00から生放送で、東大阪市内の学校給食が「給食のすすめ」で紹介されています。笑顔会ブログの写真や栄養士が考えた今日の夕食を放送しています。ケーブルテレビやアプリ(ど・ろーかる)でご覧いただき笑顔の輪が拡がれば幸甚です。

 もう一つ、東大阪で嬉しいニュースがあります。東大阪市立学校給食センターから届けている花園北小学校で、好き嫌いを言わずに頑張って完食してくれているとの情報が入りました。調理員さんと配膳員さんは、日々の努力が報われた思いで感激しました。児童たちに何かできないかと考え、完食してくれているお礼の意味も込めて学校給食センターの所長に同行してもらって業務責任者が「感謝状」を届けに行きました。その時のようすを聴き、仕事の遣り甲斐と意味を再認識しました。センター方式の学校給食は、調理員さんが児童との直接的なふれあいが乏しく、児童の笑顔を見る事ができる学校の配膳室に交代で行くことにしていましたが、昨今の人手不足を理由に足が遠のいていました。反省して、配膳室訪問を再開できるようにしたいと考えています。

感謝状には、「〇年〇組殿  あなたたちは“ワンチーム”となって、毎日給食をのこさず元気に食べてくれました。からっぽになった食缶と元気よくごちそうさまと言ってくれるあなたたちの笑顔で、私たちはあつい日も、さむい日もがんばることができました。ありがとうございました。これからも、私たちが作るじまんのおいしい給食をたくさん食べてください。」と書いています。また、知らないところでも同じように頑張ってくれる児童・生徒がいるものと心から感謝しています。本当にありがとうございます。

 さて、笑顔の話を続けます。「笑う門には福来たる」笑い合って、福を呼び込もうという事です。日本人はとかく生真面目とか、ユーモアのセンスに欠けるなどと言われています。

 

しかし、日本人と笑いの関わりは、神代の昔から「笑い」の功徳を知り、和らぎを尊び、実生活に役立ててゆこうとする知恵とセンスがたくさんあります。

「古事記」に出てくる“天岩戸隠れ”に因んだ神事が、東大阪市の枚岡神社(ひらおかじんじゃ)で行われています。その神話を簡単に紹介します。神代の昔、空の上に高天原(たかまがはら)という神々の世界がありました。太陽の神天照大御神さまや須佐之男命さまや多くの神々が暮らしていました。須佐之男命さまが、田んぼの畦を壊したり馬を虐待したりと、大変な暴れん坊ぶりに、お怒りになった天照大御神さまが天岩戸という洞窟にお隠れになりました。太陽の神様がお隠れになると世の中は、真っ暗になり、食べものも育たなくなったり、病気が流行ったりと大変なことが次々と起こりました。八百万の神々は天安河原(あめのやすかわら)に集まって相談をして色々なことが試されました。

 まずは、長鳴鳥(ながなきとり)を鳴かせてみます。長鳴鳥は今で云う鶏です。朝、鶏が鳴くと太陽が昇ります。鶏の鳴き声には、太陽の神様を呼ぶ力があると云うことで鳴かせてみました。しかし、天岩戸の扉は開かず失敗しました。次に、天宇受売命(あめのうずめのみこと)が木の枝を手に持ち舞をされ、その姿を見て八百万の神は大きな声で「アッハッハ」と笑い騒ぎ立てました。すると、天岩戸の中の天照大御神さまは「太陽の神である自分が隠れているから外は、真っ暗でみんなが困っているはずなのに、外では楽しそうに騒いでいる。これはどうした事か」と不思議に思い、扉を少し開かれて外をご覧になられました。その時に手力男命さま(たぢからおのみこと)が扉を開けて、世の中が再び明るくなりました。

 姿をあらわされた大御神さまが再び隠れることがないように注連縄を張り巡らせました。

そのことに因んだ「注連縄掛神事」として、昼の一番短い冬至の日に行われています。

 境内に5000人の人が集まり、アッハッハと大きな声が響き渡っているようです。今年の冬至の日には、参加したいと思います。

 その他に、「笑い」が免疫力を発揮して健康維持に貢献する効果を検証する研究などの話を聞いたりします。元気の源は、笑顔です。笑顔の輪が大きくなるよう活動を続けてまいりますので、今年も応援のほど宜しくお願いします。

それでは、ごきげんよう、さようなら。