第5回料理教室を開催しました

こんにちは、笑顔会事務局です。

今回は、4月27日(土)に日下リージョンセンターで開催した第5回料理教室をレポートいたします。

今回テーマは「端午の節句」。

ちまきや、ちまき寿司、兜の形の春巻きなどを実習しました。

今回参加していただいたのは、6名のお母さんと、そのお子様10名です。

まずお母さん方には、吉岡調理師の指導のもと、

錦糸卵と握り寿司のレッスンを受けていただきました。

その間、お子さんたちには別室で兜型の春巻きを作ってもらいました。

錦糸卵は、みなさんも作ったことがあったとおっしゃっておられましたが、吉岡調理師のお手本を見て、その薄くて均一な仕上がりに驚かれていました。

コツのレクチャーを受けて挑戦していただくと、「先生みたいにはできない」と謙遜しておられましたが、とてもきれいに焼いておられました。

握り寿司は、はじめての体験という方が多かったようです。

サーモン、えび、穴子、みょうがの4種に挑戦していただき、それぞれの個性がうかがえるお寿司が並びました。

さらに、「将来はお寿司屋さんになりたい」という小学校1年生のお子さんが飛び入り参加。まだ小さい手で一生懸命に握ってくれて、かわいいお寿司が

できました。

この握りずしを、笹の葉で船のような形で巻き、「笹寿司」が完成しました。

一方、お子さんチームは、兜を春巻きの皮で折り、笑顔会お手製のあんこを詰めて揚げていきます。

まずは折り紙で練習し、それから春巻きの皮で兜を折りました。

小さいお子さんもスタッフのサポートもうけながら一生懸命に取り組んでくれました。

揚げている時間もじっと見守り、できあがったらニコニコに。

見事な兜の春巻きを、誇らしげにお母さんに届けていました。

その後、親子で協力して、ちまきを作りました。

笑顔会スタッフが当日の朝にこねたお団子を、フレッシュな笹で包み、いぐさで巻き上げていきます。

きれいに巻くのは難しく、みなさんなかなか苦戦しておられましたが、二人三脚で巻きあげる達成感を感じていただけました。

そして、蒸しあがりを待ちながら、兜やちまき寿司を食べながら待ちました。

まもなく届けられた蒸したてのちまきはやはり格別。

笹がほんのり香るちまきの美味しさを味わっていただけました。

生徒のみなさんからは、

「初めてちまきを巻きました。難しかったけどなんとか出来あがり、とてもよい経験になりました」

「普段は作らないメニューを子供と作ることができて楽しかったです」

「できたてのちまきは香りもよくとてもおいしかったので、家でも試してみたいです」

といった、ありがたい感想をいただきました。

今回は、伝統の行事食を通して、親子で一緒に料理を作る楽しさを、味わっていただけたと思います。

また、食べる人を笑顔にしたくて作る気持ちを、お子さんたちも育んでいただけたように感じています。

今後も、このような料理教室やセミナーを通して、地域の皆さんに笑顔を届ける活動を行っていけたら幸いです。

こちらのブログで参加募集のお知らせを行っておりますので、ぜひ一度、ご参加ください!