食育セミナー『好き嫌いなく食べよう』を開催しました
こんにちは、笑顔会事務局です。
今回は、3月9日(土)に日下リージョンセンターで開催した食育セミナーの様子をレポートいたします。
今回は、「好き嫌いなく食べよう!」をテーマに、お子さんの野菜嫌いを克服する方法を、栄養士&野菜ソムリエとしての知識に加え、学校給食の経験からくる知恵や工夫もふんだんに盛り込んだお話をさせていただきました。
今回は、お母さんと お子さんが別室に分かれ、それぞれのセミナーを行いました。
お母さんは12名、お子さんが19名が参加してくれました。
お母さん方のセミナーは、管理栄養士・野菜ソムリエの資格を持ち、薬膳セラピストを目指して勉強中の講師が担当しました。
「なぜ、好き嫌いなく食べないといけないのか」、「子供の好き嫌いのメカニズムは?」、「どうしたら、好き嫌いなく食べられるようになるの?」、「レシピのポイントは?」、「学校給食では食べやすいようにこんな工夫をしています」
といった内容を、みなさん熱心に聞いてくださいました。
中でも、「子どもは、目と鼻と口で確認しながら食べているからこそ、苦手になりがちな野菜がある」というお話で、お子さんの野菜嫌いに納得された方が多くおられました。
また、お子さんのセミナーには、未就学児のお子さんから、小学校高学年のお子さんまで、幅広い年代のお子さんが参加してくれました。
保育園の給食経験をもつ管理栄養士の講師は、小さいお子さんがたにもわかりやすく、「いろんな人のおかげで食事をいただいていること」や、「野菜のもつパワー」のお話をしました。
お子さんたちも、一生懸命お話を聞き、質問には手をあげて答えてくれました。
調理実習タイムでは、野菜たっぷりの揚げ餃子づくりに挑戦しました。
餃子のあんに、なす、にんじん、ピーマン、しいたけの4種類から好きなだけ具を足して包み、調理員に揚げてもらいました。
「おいしい!」「おいしい!」と笑顔でいっぱいの試食タイムになりました。
また、緑色のマフィン(アレルギー対応)がふるまわれると、「これ抹茶?」と不思議そうな顔がちらほら。
「ほうれん草が入ってる⁉」と正解が出ても、「食べられるよー」と、みなさん ちゃんと食べてくれました。
また、お母さん方の試食タイムでは、東大阪市立学校給食センターで提供している人気メニューの「おでん」と「きゅうりとじゃこの酢のもの」を味わっていただきました。
おでんらしからぬ一口サイズの、だしを使っていないことに驚きの声があがりました。
きゅうりの酢の物も、ボイルしたきゅうりが青臭くなくなっていることや、酸味を抑えた甘酢の味つけで食べやすいことに、納得されておられました。
この試食タイム中に、お子さんたちが合流。
お母さんに、具を選んで作った餃子をプレゼントしました。
お母さん方は、「おいしいね!」「ピーマンも食べられたの?」と、喜んでくださいました。
食育セミナーは初めての試みでしたが、
「調理の仕方や切るサイズが子どもにとって食べにくいものだと知って、目からうろこでした」、
「子供は本能で食べるという内容がとても驚きました」、
「試食のおでんは一口サイズで食べやすく、酢の物も味つけが甘めで食べやすかったです。家でも作ってみます」
「子供が餃子づくりが楽しかったそうです。スタッフの調理員さんに手伝ってもらえて、上手にできたそうです」
といったお声をいただきました。
今後も、地域の皆さんに笑顔へ(え)の活動を行いたいと思います。
これからも、料理教室を開催していきたいと思っておりますので、ぜひ参加をいただき、皆さんのお声を聴かせていただきたいです。