第3回お料理教室を開催しました
こんにちは、笑顔会事務局です。
今回は、12月15日(土)に日下リージョンセンターで開催した
第3回料理教室の様子をレポートいたします。
今回のテーマは「お正月料理」です。
「おせち」は、作らずに買う方が増えていますし、お正月から開いているお店もたくさんあります。
そんな今の時代、「おせち」を手作りされる方は少なくなっているようです。
でも、家族のためにおせちを手づくりしたいな、と思っておられる方も、実は多いのではないでしょうか?
そこで今回のお料理教室は、お正月におせちを食べる意味を学んだり、手作りのおせちに触れることで、
「おせちを作ってみようかな?」という気持ちになっていただきたい。
そんな風に考えて企画しました。
おせちは笑顔会のメンバーで手作りし、生徒のみなさんには、かまぼこ飾り切りや、お重に詰める作業を体験していただきました。
当日の午前中に、笑顔会のメンバーで、煮しめ、のし鶏、えび旨煮、田作り、ぶり照り煮、昆布巻き、八幡巻き、伊達巻き、そしてお雑煮を調理して準備しました。
参加してくださった受講生は13名。
みなさん東大阪市にお住いのお母さん方です。
今回は、お子さま連れの方も多く、14名のお子さんが別室でスタッフと遊びながら、お母さんの授業時間を過ごしました。
まずは、お正月におせちを食べる意味を、お話しさせていただきました。
続いて出汁のとり方をデモンストレーションしました。
受講生のみなさんには、かまぼこの飾り切りや、お重に詰める作業を体験していただきました。
出汁のとりかたでは、「ひと煮立ちってどれくらいですか?」といった質問が飛ぶなど、テキストでは学べない、実習ならではのシーンが見られました。
また、おせちの意味や、盛り付けの心がけといった「和食の伝統」についてお話すると、「意味を知らなかった」という方も多く、「勉強になりました」というお言葉をいただきました。
特にかまぼこの飾り切りは、ちょうちょや日の出切り、うさぎ、結びなど、何種類もの切り方を体験していただき、とても楽しんでいただけました。
「お弁当にも使えそう!」という方もおられました。
お重に何種類もの具材を詰める作業は、苦戦しておられる方もおられましたが、隙間を開けず、美しく見えるようアドバイスを受けつつ、最後にはみなさん上手に盛りつけておられました。
試食の時間には、「食べるのがもったいない!」「家族に見せたい!」
と言っていただきました。
生徒のみなさんからは、
「今年こそは! と思い、数年経ちますが、本当に今年はおせちを作りたいと思いました」
「おせちを作るハードルが高いですが、詰め方を教えていただき、
1品でも2品でもいいから自分で作ってみようと思いました」
「おせち料理のひとつひとつに意味があることを教えていただき、
もっと毎年のおせち料理を大事にしたいと思いました」
「飾り切りを目の前で教えていただけたのでわかりやすかったです」
「こんなにかわいく盛りつけられてうれしいです。
野菜嫌いの子どもも食べてくれそうです」
といった感想をいただき、スタッフ一同とてもうれしく思いました。
今後も地域の皆さんに笑顔へ(え)の活動を行いたいと思います。
これからも、料理教室を開催していきたいと思っておりますので、ぜひ参加をいただき、皆さんのお声を聴かせていただきたいです。